VB-13Z・23Z 生産背景
「設営・撤収が簡単で超軽量・コンパクト」というコンセプトで2019年にシングルウォールテントVBシリーズはスタートしました。その後、ユーザー様からご要望が高かった前室付きにモデルチェンジをしたのが2021年です。
前室を付けたことで荷物スペースが生まれ、雨天時に入口を開けても、雨が直接テント内に入り込むのを防げるようになりました。また、テントパネル長辺の片側(入口側)を防水生地(前室)+通気生地(インナー)のダブルウォール仕様にしたことで、テント内の湿気の放出性がアップし、従来のシングルウォールテントと比べて結露が軽減され、居住性が向上しました。
2026年 NEW VBシリーズは、さらなる進化を求めてフルモデルチェンジします。テントパネルの生地にe-Ventを使用し、グランド部を610ナイロン20Dダブルリップストップに変更することで、耐水性・透湿性・強度がさらに向上し、さらなる軽量化も実現します。
現在の弊社の知恵と知識を結集したフラッグシップモデルとして、2026年春にさらに進化したVBシリーズを送り出します。
VB-13Z・23Z コンセプト
「設営・撤収が簡単に短時間で出来、超軽量・コンパクトでありながら、居住性も犠牲にせず、本格的な速攻登山を志す人のために開発したテント」です。
今回のモデルチェンジは、テントパネルを、東レ・高通気エントラントから【疎水性多孔質ノンコーティングePTFEメンブレン】e-Ventに変更し、グランド部も、ポリエステル30Dリップストップから、さらに軽量で強度にも優れた610ナイロン20Dダブルリップストップに変更しました。
それにより下記の部分で仕様がグレードアップされます。
1. 耐水性アップ(VB-12Z・22Zとの比較)
①テントパネルを高通気エントラントからe-Ventに変更することで、耐水圧:4,500mm→21,000mm以上にアップします。
②前室部をポリエステルリップPU加工からe-Ventに変更することで、耐水圧:1,600mm→21,000mm以上にアップします。
2. 透湿性アップ(VB-12Z・22Zとの比較)
①テントパネルを高通気エントラントからe-Ventに変更することで、透湿度(B-1法):25,000mm以上→29,000mm以上にアップします。
②前室部をポリエステルリップPU加工からe-Ventに変更することで、透湿度(B-1法):0mm→29,000mm以上にアップします。
※なお、e-Ventの透湿性はA-1法においても13,000mm以上という高評価が出ています。
3. テントパネルの引裂き強度アップ(VB-12Z・22Zとの比較)
引裂き強度:縦27.9・横23.2と非常に高強度。数値上は従来品と比べ2倍以上の強度となります。
4. グランド部の素材をポリエステル30Dリップストップから、610ナイロン20Dダブルリップストップに変更したことで、引裂き強度が大幅にアップしました。
5. 上記の通り、耐水性・透湿性・強度がアップしただけでなく、生地を見直すことで、2人用で約85gの軽量化にも成功しました。
6. 生地強度がアップし、e-Ventを使用することで透湿性・通気性も前モデルと比べてアップしたことにより、従来は3シーズン用としてご提供していましたが、慣れた方であれば充分オールシーズン用として使用できるスペックになりました。
コラム
シングルウォールテントのメリットは、素早い設営・撤収ができることと、軽量・コンパクト性に優れることです。一方、デメリットは、ダブルウォールテントと比べ荷物の収納スペースが少なく、雨天時に入口を開けるとダイレクトに雨が吹き込んでしまうこと、それに結露を起こしやすいこと、ひとことで言うなら、居住性が良くないことがあげられます。
今回発売するVB-13Z・23Zは、これらのシングルウォールテントのデメリットをことごとく潰して、快適な居住性と素早い設営・撤収、さらに軽量・コンパクト性の全てを手に入れようと企画・開発してきました。そのためコストを恐れす、今考えられる最高の素材を組み合わせた、まさに弊社のフラッグシップモデルと呼べるテントです。
このテントがあれば、様々な装備を見直し、思い切り軽量化すれば、まだ、テント泊のスキー縦走も夢じゃないかなー・・・。
これは、弊社の昭和の親爺の独り言です・・・。