• ブルー/フライシートオープン時
  • ブルー/フライシートクローズ時
  • ブルー/背面
  • イエロー/フライシートオープン時
  • イエロー/フライシートクローズ時
  • イエロー/背面
  • インナーテント
  • インナーテント/背面
  • センターハブ
  • 倒立スリーブ
  • スクリューフック
  • テント内部シーム処理
  • 蓄光自在
  • ベンチレーション
  • テント内部ベンチレーション
  • ベルクロ仕様(内側)
  • 接続バックル
  • 収納袋
  • サイズ
VL-Series Light Weight Double Wall Tent
  • NEW
  • 1人用
  • 4シーズン対応
  • 軽量ダブルウォールテント
  • 品番:VL-19 4S
  • 価格:68,200円(税込)
  • ※予備ポール1節入
  • ※2色展開。画像はVL-29 4Sを掲載。VL-29 4Sと同様の形になります。
  • 超軽量
  • コンパクト
  • 簡単設営
VL-Series Line Up:
NEWVL-19 4S/1人用
NEWVL-29 4S/2人用
NEWVL-29T 4S/2人用ロング

「ライト&ファースト」を目指す岳人のため「軽量・コンパクト」に主眼を置きながらも、 雪山も含めオールシーズン使用可能なテント。
(雪山で使用する場合はオプションの外張をご使用ください)

  • カラー
  • ブルー、イエロー
  • 素材
  • フライシート/20Dナイロンダブルリップストップ(ポリウレタン防水加工)
    インナーテント/10Dナイロンリップストップ(通気撥水加工)
    本体グランド部/30Dポリエステルリップストップ(ポリウレタン防水加工)
    ポール/ジュラルミン(DAC/NFL9.3mm)
  • サイズ
  • 間口205×奥行90×高さ105cm(前室60cm)
  • 収納サイズ
  • 本体/25×ø18cm、ポール/40×9.5cm
  • 重量
  • 約1,140g(本体+フライシート+ポール)
    約1,340g(総重量)
  • 付属品
  • アルミペグ(12本)、張綱4本/イザナス(ダイニーマ)、
    本体収納袋、フライシート収納袋、ポール収納袋
  • 原産国
  • 日本

テントに関するトラブルについて

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VLシリーズの特徴

センターハブ
センターハブ
テントの構造体としての剛性を高めるために、ポールの交差部をハブで半固定しました。部品はDAC社の「SwiveIH9783」を採用。
スクリューフック
スクリューフック
テント本体とポールを接続する部品は、対抗する2本のフックを回転することで固定。
倒立スリーブ
倒立スリーブ
テント本体四隅は、スリーブによりポールと接続。剛性を高めながら、使用中に破損しにくい構造。
テント内部
テント内部シーム処理
シーム処理をしにくい四隅部分も特殊な方法でシーム処理。また、小物入れも装備。
蓄光自在
蓄光自在
光をあてると右画像のようにひかり、暗い中で他テントと見分ける目安になります。
ベンチレーション
ベンチレーション
外部との通気のためにベンチレーションを装備。雨風の強い日などに調整できるように絞りもつけています。
テント内部ベンチレーション
テント内部ベンチレーション
内部にも絞りを入れ調整可能。
ベルクロ仕様(内側)
ベルクロ仕様(内側)
フライシートと本体を固定するワンタッチ式バックル。フライシート側のテープで張り具合も調整できます。
強制ベンチレーション
接続バックル
本体とフライシートを直線的に接続することでねじれが解消し、ポールの安定性が増しました。
(実用新案登録申請中)
コンパクト収納
コンパクト収納
2024年モデルからコンパクト性の高い形状に変更し、長さ、高さがひと回り小さくなりました。フライシートも専用収納袋付。
VLシリーズ生産背景
「オールシーズン用テントのミニマム仕様」これがVLシリーズのコンセプトです。
1988年に発売して以来、改良に改良を重ね、2025年発売のVLシリーズは何と10代目になります。常に「オールシーズン使用できるテント」を大前提に、強度を落とさず軽量化することに取り組んできました。
2025年発売のVLシリーズは、フライシートの素材をポリエステルリップストップから610ナイロンリップストップに変更することで、さらなる軽量化と強度アップを実現しました。また、フライシートのカラーも変更いたします。ヘリコプターで遭難者を救助する山岳救助隊の方で「山で一番見つけやすいカラーは?」と質問したところ、「自然界にない色という理由でブルーが一番目立つ」という答えが返ってきました。さらに、「発色の良い黄色も紅葉時期以外は非常にわかりやすい」ということでした。2025年のVLシリーズはこの2カラーで展開します。
しばらくの間、キャンプブームもあり、山岳テントもアース系カラーを求めるユーザー様が多かったように感じますが、今年のVLシリーズは、久しぶりに山岳での視認性を重要視したカラーを選択しました。
VLシリーズコンセプト
オールシーズン用テントとして充分な強度と軽量化
①610ナイロンをフライシートに採用
従来、HCS社では水分吸水率の低さ(速乾性があり、濡れた時に重たくなりにくい)を理由にフライシートとグランド部生地にはポリエステル素材を採用していました。2025年に採用する生地は、610ナイロンは、一般的に使用されている6ナイロンと比べ吸水率が約1/3です。これは、現在VLシリーズのフライシートに採用しているポリエステル素材に匹敵する低い吸水率です。さらに、この生地は軽量性にも優れ、従来のテントと比べて約50gの軽量化が実現できました。
②素材の引き裂き強度がUP
引き裂き強度が従来のポリエステル素材のフライシートと比べ、約3倍と大幅にアップしました。さらなる強度アップと軽量化を実現した2025年発売のVLシリーズは、オールシーズン用テントの定番として自信を持ってお奨めできるテントです。
他の改良点
本体とフライシートの接続部を直線的にできるよう仕様を変更し、ポールの末端が倒立スリーブ末端にあるポケットから外れにくくなりました。これによりポールスリーブの破れのリスクが軽減されています。(実用新案申請中)
フライシートの長辺・短辺の中間部のペグループを長くして、より設営がしやすくなりました。
フライシートや本体の入口をまとめる紐を、それぞれ適切な長さに変更しました。
コラム
テント生産メーカーの本音
ここ数年の山岳テントの傾向は「軽量化」の推進です。1kgを切る超軽量テントがメーカー各社で発売されて、超軽量テントが山岳テントの主流になりつつあります。確かに、人力で背負って歩くわけですから、荷物は軽いに越したことはありません。山岳テントメーカーとしても、ユーザー様の希望が「超軽量化」である以上、それに応えた開発が急務です。
弊社でも2025年に新たに2人用で約980gの3シーズン用ダブルウォールテント(VELシリーズ)や、1人用で約680gの前室付き自立式シェルター(テントとは異なります)を「ULシリーズ」として発売いたします。しかし、ご購入いただく際には、超軽量テントが何故、超軽量化できるのかをご理解いただきたいと思います。
1.冬山での使用は考えず、3シーズン限定で使用したい。
2.ある程度強度は犠牲にしても「超軽量」というメリットを優先したい。
3.厳しい条件(悪天候が予想される日程)で山に行くことは基本的に考えていない。
超軽量テントをご購入の際は、上記のような、超軽量化したテントの特性を充分理解した上で、検討していただきたいと思っています。
2025年に発売するULシリーズやVELシリーズの説明にも記述していますが、軽量化とは、「不要と思える部分」を削ぎ落とすことで成り立ちます。その「不要と思える部分」はユーザー様それぞれ同じではりません。このタイプのテントは、ご自分にとって何が必要で何が不要かをしっかり判断できる方にお奨めしたいテントなのです。その点において、VLシリーズは強度・軽量性・居住性等において、弊社のテントの中で最もバランスが取れているテントだと我々は考えています。VLシリーズは、テント山行にデビューする方が最初に購入するテントとして、テント生産メーカーとして、自信を持ってお勧めできるテントです。
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